へんとつくりの説明
漢字を見ていると、左と右に分かれているものが多いことに気づくと思います。
「この右の形、よく見るな~」「左の部分が似ている漢字が多いな~」など、なんとなく感じている人もいるでしょう。
実は、漢字には 「へん」と「つくり」という名前があり、それぞれに大切な役わりがあります。
へんとつくりの意味がわかると、知らない漢字でも意味や読み方を想像しやすくなり、漢字が覚えやすくなります。
今回は、へんとつくりの説明をしたいと思います。
へんってなに?
へんは、漢字の左側にある部分のことです。
へんは、漢字の 意味のヒント になることが多く、「この漢字はどんな仲間かな?」を教えてくれます。
たとえば…
にんべん(亻)
人に関係する漢字につきます。
・休(やすむ)
・体(からだ)
・作(つくる)
どれも「人の動き」や「人の体」に関係しています。
さんずい(氵)
水に関係する漢字につきます。
・海(うみ)
・河(かわ)
・泳(およぐ)
水・液体・流れなどの意味が多いのが特徴です。
てへん(扌)
手の動きに関係する漢字につきます。
・持(もつ)
・打(うつ)
・押(おす)
手を使う動作が多いので、意味が想像しやすくなります。
きへん(木)
木や植物に関係する漢字につきます。
・林(はやし)
・柱(はしら)
・板(いた)
木材や植物に関係する言葉が多いです。
へんを見るだけで、「これは水の仲間だな」「これは手を使う動きだな」
と、意味がわかりやすくなるのがへんの大きな役わりです。
つくりってなに?
つくりは、漢字の 右側 にある部分のことです。
つくりは、読み方のヒント になることが多いのが特徴です。
たとえば…
青(せい)
・清(せい)
・晴(せい)
・精(せい)
右側に「青」がある漢字は、「せい」と読むものが多いです。
工(こう)
・江(こう)
・攻(こう)
・功(こう)
工がつくと「こう」と読む漢字が多くなります。
つくりを見ると、「この漢字はこうって読むのかな」
「せいの音が入りそうだな....?」と、読み方の見当がつきやすくなります。
へんとつくりを知ると、知らない漢字も読めるようになる
へんとつくりの役わりがわかると、知らない漢字でも意味や読み方を推測できるようになります。
たとえば、見たことのない漢字があったとしても…
・左に「亻(にんべん)」がある → 人に関係する言葉
・右に「青」がある → せいと読む可能性が高い
このように、へんとつくりは「漢字の読み方のヒント」 のようなものです。
漢字を丸暗記していなくても、意味のグループや読み方の仲間として覚えるとことで、すぐに理解することができます。
まとめ
へんとつくりは漢字の「ヒント」
漢字はむずかしいと思われがちですが、へんとつくりの役わりがわかると、理解しやすいです。
①へんは意味のヒント
②つくりは読み方のヒント
へんとつくりを意識しながら漢字を見ると、まるでパズルを解くように楽しくなります。
これからも、ひとつひとつの漢字をよく観察して、色々なへんとつくりの組み合わせを調べてみてください。