送りがなの決まりごと
日本語には、漢字とひらがなを一緒に使う「送りがな」という仕組みがあります。 たとえば「開く(ひらく)」「走る(はしる)」「強い(つよい)」など、漢字のあとにひらがながついていますよね? このひらがなの部分を「送りがな」といいます。送りがなにはどんな決まりがあるのか、詳しく見ていきましょう!
送りがなは「読み方のヒント」
送りがながあると、その漢字がどのように読まれるのかが分かりやすくなります。例として「開」という漢字を見てみましょう。
「開」という漢字には、いくつもの読み方があります。同じ漢字でも、送りがなが違うと読み方も変わります。
・「開く(ひらく)
・「開く(あく)
・「開ける(あける)
漢字の後ろについている送りがなは、読み方の違いを教えてくれる大切なヒントになるのです。
送りがなは「意味の違い」も教えてくれる
送りがなは、読み方だけでなく、意味の違いも教えてくれます。
たとえば「上」という漢字で例をあげていきます。
・ 上がる(上に行く)
・ 上げる(上に動かす)
・ 上る(階段をのぼる)
同じ「上」でも、送りがながちがうと意味が変わります。
送りがなは、動きの種類や使い方の違いをわかりやすくしてくれるのです。
送りがなの決まり
ここからは、送りがなの基本的な決まりを紹介します。① 「変化する部分」をひらがなで書く
動詞や形容詞は、活用によって送りがなが変化します。
例:走る → 走った → 走らない
このように、変化する部分をひらがなで書くのが送りがなの基本です。
② 同じ漢字でも、意味がちがうと送りがなも変わる
たとえば「返す」と「返る」
例:返す → だれかに戻す(他の人に向かう動き)
例:返る → 自分に戻る(自分に向かう動き)
送りがながちがうことで、意味のちがいがわかります。
③ 形容詞は「い」で終わる
形容詞は、必ず「い」で終わります。
・ 高い
・ 早い
・ 甘い
「い」が送りがなです。
これがあることで、形容詞だとすぐにわかります。
まとめ
送りがなは読み方や意味をわかりやすくするための、大切な仕組みです。
・ 読み方のヒント
・ 意味のちがい
・ 動きの方向
・ 変化する部分の見分け
これらを教えてくれるのが送りがなです。
送りがなを知ると、日本語がもっと読みやすくなり、文章も書きやすくなります。
言葉をていねいに見ることで、送りがなの役割がよりはっきりしてくると思います。